1枚目

 前回の記事で申し上げた、先だってのグループ展「Black & White」で展示した作品を紹介致します。

「後藤さんのこと」より

円城 塔 著 「後藤さんのこと」
 
「後藤さん」という何かを解説しつつ、「後藤さん」に対する気持ち、思いを語るように展開していくお話。
「後藤さん」は人間のように描写されているんですが、解説が進むにつれて
人間。。。なのかな?なんなの、どういうこと?という具合に混沌としていき、よくわからなくなっていきます。
一瞬わかった気がしたりしますが、またわからなくなったりします。
わかった部分を抽出するように絵にしてみました。

円城作品の正しい読み解き方を知りたい
そんなものないのかな



終了いたしました

今更ですが
ダズルギャラリーでのグループ展「Black & White part2」、無事終了しました。
お忙しい中足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。
展示に参加させて下さったオーナーの村松さん、作家の皆様、ありがとうございました。

今回は、いつにも増して在廊できなかった感があり、それが心残りです。
普段はアルバイトの合間に絵を描く日々なのですが、家とバイト先以外で人に会わない状況なので、自分がイラストレーターということを忘れがちになるんですねぇ(まぁ本当にイラストレーターと言っていいのか疑問が湧くっちゃあ湧く)。
こういう機会にいろいろ話したり聞いたりしないと、ただのフリーターが趣味で絵を描いてるのと何が違うのか、という思考になったりすることもあるんですねぇ。
そんなわけで残念感はありますが、それを埋めるには進んで人に会いに行くしかない!と思うので、今後はそうします。

数えると「Black &White」の展示に参加したのは今回で4回目。4年目。
4回目ともなると、制作するにあたりいろいろ考えるもので、今までの流れでいいのかな?何か違うアプローチ、したくない?
という気待ちが芽生えました。
本当のことを言えば、去年すでにそんなことを考えたのですが、方向性がいまいち定まらず、定まらないままやったもんだから結構ぐだぐだに終わってしまい、反省しまくったということがありました。
なので今回はぐっと気を引き締めて取り組みました。
結果、出点数こそ過去最低の4点でしたが、ひとつひとつ妥協なく描けたと思えるものができた、と思っております。
それに対する評価は、実際よくわかりません。。。
今後こちらで上げていくので、どんなもんか見てやってください。

テーマを「自分が読んだ小説を絵にする」として3作ほど選んで描きました。
小説を読んでいる際の視覚情報はほぼ白黒。
その白黒から読み取れる情報を、脳内で変換して景色や人物を構築させている。
という屁理屈を思いつき、Black & Whiteの展示のテーマと強引に結びつけました。
ほぼこじつけですが。
自分の不自由な表現方法を軸に、どこまで広げられるのか、を課題として制作しました。


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取り急ぎの告知

 全然ブログを更新できていなくて申し訳ありません。
もろもろ重々承知しております。
ですが今現在もあまり余裕がありません。
なぜかというと、展示に参加するために制作にかかりっきりになっているからです。
いろいろと言い訳をさせていただきたいところですが、その時間も惜しいので先に告知します。

「Black & White」part 2 イラストレーション版画グループ展
2017年02月28日(火)~ 2017年03月05日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

大竹悦子 上野幸男 工藤慈子 
長野ともこ  峯岸 圭 

2週に渡ってモノクロームのイラストレ-ション展 第2弾
http://gallery-dazzle.com/exhibitions/「black-white」part-2/

です!
参加します!
よろしくお願いいたします!
 
今回は、以前読んだ小説をテーマに描いた絵を出します。
普段と勝手が違うので全然はかどりません。
なので作品数は少ないです!
でも内容は濃いものにしたい、しようという目論見です。
果たして成功するのか、しないのか
わかりません!

あと一週間!がんばります!



文庫本

新年

 寒中見舞い申し上げます。

年末の挨拶もせず、すっかり年も明けてしまい、お正月の雰囲気など微塵もなくなってしまった今頃に、
新年のご挨拶をするという体たらくをまずお詫び致します。
申し訳ありません。
言い訳したいところですが、年明け一発目でそれをするのもなんだかよくない気がするのでやめておきます。
次にします。
 
ニュースを見ていると、日本中寒波によって様々な試練を強いられている模様で、新年早々過酷だなという印象。
体調を崩されている人も目立つ気がします。
が、まだ始まったばかりなので、気を取り直して頑張りましょう。
というのが今の私の心境です。
負けてたまるか、と。

皆様にとってより良き一年になりますように。

寒中見舞い

マルプデザインさんについて その1

 8年くらい前、と数えて時間の流れに少し恐怖する感じがしたけどそのぐらい前。
イラストレーション青山塾に2年間通って修了、通うのをよした。あとは自分でなんとかしよう、という気持ちで。
よしてわかったのだが、自由に描くというのは難しいなぁ、大変だなぁということ。
塾に通っているときは、先生がなんらかの方向性を示してくれていたし指導もしてくれたので、悩みながらもあまり迷わずに描けていた。
それがなくなると、自分は結構早めに迷いだした。
どこにいってもいいんだけど、行った先に何があるのかわからないという状況。
そういう状況でこそ真価を発揮するタイプの人もいるけども、自分はそういうタイプではなかった。
当時はそのことすらわかっていなかったかもしれない。とにかく迷走していた印象がある。
自分のあまり華のないキャリアを振り返ってみても、最も沈んでいた時期だと思う。

そんな時期に、知り合いの作家さんが参加している展示を見に行った。展示は今よりよく見に行っていた。
その会場で、その知り合いの作家さんを介してひとりのデザイナーさんと知り合ったのだが、そのデザイナーさんが先日個展でお世話になったマルプデザインのデザイナーさんだった。
塾の授業でデザイナーさんの話を聞くということはあったが、一体一というのかな、同じ立ち位置?立場?でデザイナーさんと話したのはこの時が初めてだったので大変恐縮、というか緊張したので何を話したかはあまり覚えていない。
今でもデザイナーさんと接触するのは緊張する。
ただこのデザイナーさんは、ごまんといる有象無象のイラストレーター志望のひとりである自分に対して、とても丁寧かつ親切だった。そしてあろうことか、自分の絵を見たいとまで仰ってくださった。
なんて好奇心旺盛な人だろうか。

そんなこんなで、自分は初めてデザイン会社に作品ファイルの持ち込みをした。マルプデザインさんに。
当時の自分はマジで何も知らないぼんくらだったので、ファイルもそれはひどいクオリティーだった。自宅にパソコンはもちろんプリンターも無っかたので、最寄りのコンビニで作品をカラーコピーして作ったファイルだった。
にもかかわらず、マルプデザインの皆様は丁寧に見てくれて感想や意見を聞かせて下さった。
代表であるSさんは30分くらい話をして下っさた。
その後自分は、悩んでないでとにかく描こうと奮起した。結果はあまり出なかったけど。
その時のSさんの言葉で「だんだん賞味期限が危なくなってくる」という、心臓を抉られるような言葉があって強く印象に残っている。自分の年齢を鑑みて仰った言葉だが、最近は「もう後がないんだから」と言われる。
的確に自分の急所を狙ってくる感じがして、震える。

つづく


画像は本文とは関係ない、結婚式のときお世話になたスタッフさんをモデルに描いた絵です。
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