2016/05/27
生命力の体現
我が家、と言っても賃貸なので間借りしている家、と言えば良いのか、とにかく自分が住んでいる家。ベランダがあって、そこにはプランターがある。
以前、小松菜、万能ねぎの種を買ってきて植えていた。結構まめに水を上げていた甲斐もあって見事に育った。
小松菜は収穫して食べた。万能ねぎも食べた。
しかし、我が家の食卓では万能ねぎの出番はあまりなくて 、全て使い切るには至らず残りはそのまま放置してしまっていた。
放置していたにもかかわらず、万能ねぎの生命力たるや凄まじく、その後も一部はへなへなになりながらも生き続け、
冬を乗り越え、先日葱坊主を発現させた。
収穫して以降水とか上げていないのに。
そこから種が取れるということで、奥さんが葱坊主をちょんぎって再び放置していた。
しかし数日後、また新たな変化を見せた。
洗濯物を干そうとベランダに出て、何気なくプランターを見ると何やらねぎが黒い。
枯れた状態とは明らかに違う色だったので、何が起きているんだ?と思って近ずいてよく見た。
果たしてそれは虫だった。
無数の黒い細かい虫が、ねぎに所狭しとひしめき合っていた。鳥肌がたった。
調べるとそれはネギアブラムシという虫であることがわかった。かなりえげつない絵面なので、画像は添えませんが
興味がある方はネットで検索するのが良いでしょう。
慌ててそのネギアブラムシが張り付いてるところを切り落として廃棄したのだけど、根っこごと捨てたわけではない。
地面から数センチねぎが残っている状態になったのだが、さすがネギアブラムシと名乗るだけあって、その数センチのネギにまた張り付いて集まりだした。
ほんの数分でまた真っ黒になった。
もうやっとれんわ、と思って酢を混ぜた水をぶっかけてほったらかしにした。
今確認しても相変わらずいる。
