約300km離れた街、生まれた街

5月も半ばを過ぎて、じわじわと梅雨の気配を感じる。前回の記事で春がどうのこうの言っていたのにもう春が終わるような事になっている。
だいぶブログをさぼっていたのだな、と思う。
さぼっていた間に何をしていたか、というとゴールデンウィーク。ゴールデンウィークをしていた、と言うのはおかしな日本語なので整理すると、さぼり期間中には皆さんご存知である休日が続く期間、ゴールデンウィークがあり、自分はその期間を利用して、生まれた土地であるところの福島県は会津若松市に帰省していた。ということを言いたかったのです。
もちろんその他にもいろいろしていたけども。

帰省すること自体は、毎年一度は帰っているのでそんなに珍しいことではない。正月は実家で過ごす事にしていたから。しかし、今年は諸事情重なり帰るのをよしていた。だから、いつもよりインターバルが空いた。そして、正月と言えば季節は冬。冬と言う事は会津は雪深い地域なので、当然雪が積もっている。なので、ここ数年は雪景色しか見ることができなかった。が、今回は春。久々に雪の無い故郷の景色を見ることができた。
さらに、今回は久々に、自動車に乗りあちこち遠出をした。数年ぶりに郊外、いわゆる田舎の景色を見て回った。
住んでいた時は、単なる見慣れた風景であったので、そんな感動も無かった。
しかし、数年間を置いて見た景色はとても美しかった。畑、田んぼが広かった。山が綺麗だった。空が澄んでいた。山中でふきのとうらしき物を見付けた。道端につくしが生えていた。代表される名所である猪苗代湖、磐梯山、五色沼も、変わらず堂々とそこにあった。嬉しい。

しかし、会津若松市市内は若干様子を変えていた。よく使っていたコンビニエンスストアーが中古自動車販売店に変わっていた。見慣れていた通り沿いのラーメン屋がやはり、中古自動車販売店に変わっていた。と言った具合に幼少から見ていたお店が、商売を辞めたのか商売変えをしたのか定かでは無いが、様子が変わっていた。市内から少し離れた住宅地のほど近く、仮設住宅が連なって建てられていた。故郷に帰れなくなってしまった人達が、町ごと移住し、そこに住んでいるらしかった。切ない。

だからと言って、そこに住んでいる人達が切ない顔をしているか、と言うとそんなことは無く、市内、郊外問わず観光地、土産物販売所で働く人々ははつらつとしていた。某テレビ局で現在放送されている大河ドラマは、舞台が会津であるらしく、便乗というと言葉は悪いが、地元を盛り上げようという気概が感じられた。よかった。とてもよかった。
心の中はわからない。いろいろ抱えてはつらつとしているような気がした。邪推かも知れんけど。

 東北の春は遅い。このときまだ山の緑は芽吹いていなかったが、これから夏に向けて緑が爆発するように深まって、一層美しくなる、と思う。

 また帰れたら帰ろう。

銀杏の木

ベイベー 並木道を抜け街の方へ

中野サンプラザ裏

つい先日まで気候が不安定、暑いと思えば寒くなり晴れたと思えば雨が降り、遠くの町では雪が降ったり。わけがわからない。いやー体壊すわこりゃ、とか言ってたらほんとに風邪をひいた。
大陸から来る冷たい空気と太平洋から来る暖かい空気のぶつかり合いが原因と思われるのだけど、こんなことになるならうまい事譲り合っていい感じにスッてどっかいってくれんかなぁ、と思う。
 思っていたら最近は気温が安定してきた。風邪も治った。漸く春を楽しめる感じになってきた。

楽しむ、と言って何をして楽しむか。いろいろあるが、自分は断然散歩です。単純にぶらぶら歩くのです。

散歩と聞いて、はは、やはりおっさんか。若さが無いね。と感じる方もいらっしゃるかと思う。わかる。言いたくなるのもわかる。バイクでツーリング、自転車でサイクリング、車でドライブ、皇居の周り等をランニング、テニスの壁打ち、公園でバドミントン、思いつくまま挙げてみたが圧倒的に印象が地味だ。だっててくてく歩いてるだけだから地味には違いない。異論は無い。
 
だから別に皆さんに勧めるべく、散歩の素晴らしさをここでプレゼンテーションする気はさらさら無い。ただ、自分にとっては確実に、体内に蓄積されている気がするストレスみたいな靄が、しゅ~っと蒸発して、その後脳みそがとろけていく様な幸福感に包まれるような瞬間を感じる時がある。日の光がいい感じにビルや木々を照らして、絶妙な影をアスファルトや葉に作り出したのを見たとき。これ最高。

しかし、この感じは散歩じゃなくても体験できる。以前バイクで用もないのにぶらぶらしてた時にも味わったことがあるから。バイクで感じれるなら自転車でもいけるはず。
だが現在自分は自転車を持っておらず、バイクも売り払ってしまったので、今となってはもはや歩くしか手段が無い。
まあでも、徒歩でその感じを体感できるならそれでいいじゃないか、と思う。お金も掛からないし。

 はい、そういうわけで、休日、天気が良くてあまりにも暇で気が狂いそうになったら、ぶらぶら歩いてみるのも良いかも知れませんよ。なるべく普段あまり行かない道のほうが、新鮮味があって良いかも知れません。