本文と絵は関係無くなってしまったぁ

 きせぇーつうがぁとかぁいでぇは わからないーだろぉとぉぉおおー
と、昔歌った人があったけど結構わかる。夏は暑いし冬は寒い。春一番は吹くし、木々も紅葉する。結構わかる。
そして、季節は巡って今年も終わろうとしている。早い。
よく「年を取ると一年が早くなる」と耳にするが、あれは自分はマジだと思う。ほんとに早い。恐ろしいくらいですよ。
年齢を重ねると、ひとつひとつの出来事に対する新鮮味が薄れ、いちいち感動もしないし印象も弱いので、時間が経過したと実感しない、結果一年が早い。と或る人が考察していた。ほんとかどうかはわかりませんけど。
じゃあそんなに印象的な事件が無かったのか、振り返ってみよ。

 あった。今年はまず、実家に帰省したのだが、東京のアパートに戻って来て部屋に足を踏み入れて「ややっ?」っとなった。
何故かというと、ごみ箱に捨ててあったはずのバナナの皮が、ごみ箱の外に飛び出して、まっ黒になって干からびていたのだ。
「?」と思ってごみ箱をまず見ると、なんだか引っ掻き回したように不自然な感じがした。次に畳を注意深く見渡してみると、でっかい埃の塊が幾つか落ちていた。違和感を感じた。一体何があったのか?ひょっとして空き巣にでも入られたのか?しかしこの部屋に金目の物など無いし、タンス、ひきだし等は荒らされていないし・・・
得体の知れない不安を感じつつも、被害が被害と言ってよいのか分からないぐらいの微妙な感じだし、6時間電車に揺られてきた疲れもあり、考えるのが面倒になってその日は早々に寝てしまった。
 そして、寝ていたらなんだか聞いたことのない物音がして半覚醒みたいな感じになり、ぼんやり音を聞いていて、はじめはお隣さんかな?と思っていたのだけど、そのわりには音の輪郭がはっきりしてるじゃないか、これ、この部屋じゃね?という思考にようやく至り、飛び起きて電気を点けた。

 するとどうでしょう。拳ふたつぶんくらいの大きさの真っ黒いもさもさの塊りが、物凄い早さで柱を駆け上がり、鴨居を突っ走ってエアコンの横に姿を消した。
その様をあっけに取られて眺めていた自分は思った。あぁ、ねずみだ、と。

ゴキブリはちょくちょく見かけるが、ねずみが部屋に侵入したのははじめてだったので驚いた。動物が勝手に部屋に入ってきて、食料といわずなんでもかんでもかじっていく、と言うのはかなりのストレス、というか恐怖で、外出して帰ってくると、来てないかな?かじられてないかな?と警戒、点検をし、寝る際は明るくてうるさい方が来ないだろうと、蛍光灯、オーディオを点けっ放しで寝る、などいろいろ対策をした。したけども効果は無く、結局やって来るので、薬局に行きねずみ避けの芳香剤みたいなのを買ってきて、これが結構効果がありなんとか事なきを得たが、一ヶ月くらいはねずみ問題に頭を悩ませていたと思う。

その後もちょらちょら天井裏を駆け回っていたねずみは、大家さんが呼んだ業者の殺鼠剤が効いたのか、それとも掟破りの隣人による猫投入効いたのか、一切姿を見なくなった。良かった。

 しかしこの事件が今年一年を占っていたかの様に、その後もろくな事がなく、その対応に右往左往していたらもう歳の瀬、思い出すのもやんだ、おらやんだ、と思うのでもう思い出しません。

そんな一年ももう終わり、来年は良い年にしたいなぁ。みなさんも良い年迎えてください☆
師走

どちらの喜びなのか

 ここ数年の事ですが、毎年今頃の時期になると、日常生活では絶対に用事の無い、通りから外観を眺めて
「ふうん、素敵な店構えやん」と思って決して立ち入らず、通り過ぎる様な立派な店に足を運び、
普段なら、表示されている値段を見て
「ありえない」と思って決して手に取らない、たっかい商品を購入する、
という行為をしています。
これは自分にご褒美とかいう事では無く、要は贈り物をする為です。
 ただでさえやっすい居酒屋に行き、その店の会員である証の赤いカードを店員さんに呈示し、さらに安くなった酒を
「質より量だ」なんて嘯いていいだけ飲んで満足している自分にとって、高額商品の買い物というのは、なんと言うか、動悸がするというか、足が震える。いや実際は震えないけども、高揚します。気持ちがね。
 そういった理由で、いざ店に赴く際には、身なり等にも気を配り、店員さんに
「なんだこのみすぼらしいおっさんは」などと侮られないように、気持ちで負けないように意気込んで、しかしなるべく自然な感じを心がけてその場に臨みます。
気が小さいだけなのね。
 しかし、実際行ってみると、そういった店の店員さんは、かなり丁寧かつ親切で、物腰柔らかく、ぜんぜん話しやすいので、自分のあの意気込みはなんだったのか、と虚しくなる一方、ほっとして気楽に買い物ができて嬉しい。あるところでは、包装している間にどうぞ、とお茶を頂いた事もありました。お茶屋でもたい焼き屋でも無いのに。
まぁ店にも店員さんにもよるのだろうけど。

 そういった体験もすみ、あとは渡すだけとなると、果たして喜んでもらえるだろうか、いや大丈夫なはず、下調べはしたし、自信はある!いや無いかも...とそわそわな心。
何事も無いような顔をして。

この齢になっっても気は小さい。 
ギフト

時間の業

 自分の生まれた場所は日本の福島県です。しかし現在暮らしているのは日本の東京です。
つまり引越し、上京してきたということで、早いもので上京しておそらく5年くらいになると思われます。本当に早い。 
何しに上京したかと言うと「青山塾」と言うイラストレーションの学校に通う為で、急に決まったものだから当時はえらく慌ただしかった記憶があります。

5年の時間が経過した、となると同様に年齢も重ねているわけで、先日、上京した当時に知り合った友人と酒を飲んだ際に年齢を尋ねて、「え?」と言う言葉、気持ち。当然友人達も年を取っているのです。急にリアリティを感じて妙な風に心がざわざわしました。
寂しいのか、不安なのか、単純な驚きなのか。よくわからないので酒を飲みました。

そしてほんのこないだ、青山塾で一年間だけお世話になった先生が、70歳を迎えられたと聞きました。
これはめでたい以外無い!と言うくらいめでたい。
話しをするどころかお会いする機会も無いので、この場を借りて

舟橋先生おめでとうございます

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